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「オーパーツ」…かつて、地球の南極点で最初に発見されたオーバーテクノロジーを使っている動力炉。誰が何の為に造ったかは不明である。
ジークは一通り文を読んでパソコンを閉じた。
「何だ~、またオーパーツの勉強かよ」
後ろから気の抜けた声が聞こえた。
ジーク「何だよ、ラロウ?」
彼の名前はラロウ・クレイス。一応このパイロット養成学校の中じゃ上位に入る奴だ。
ラロウ「お前なー、勉強してるだけじゃMSの操縦は上手くなんねーぞ。」
ジーク「うるせぇ、そんな事行ってこの前の模擬戦、俺に負けたくせに。」
ラロウ「まぁ、その話は置いといて。ジルシー教官が上位のパイロットを呼んでるぜ。」
ジーク「って事は…俺達も正式に軍の仲間入りって事か。」
ラロウ「多分な。」
そして、俺達はミーティングルームに急いだ。
ミーティングルーム
「よし、これで全員揃ったな。」
前で話してるのがジルシー教官だ。女の教官の中じゃ一番人気らしい。それなりにスタイルもいいからだろか?
ジルシー「お前達を呼んだのは、まぁ大体分かっている奴もいるだろうが、軍への正式な入隊をしてもらう。」
所々から歓喜の声が聞こえる。
ジルシー「そこでだ。お前達には卒業記念にスレイブ教官との模擬戦をしてもらう。」
さっきまで騒いでた奴らが一気に静まった。
ジルシー「さっさと外に行け!!」
ジルシー教官の怒声がミーティングルームに響いた。
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