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ゴッデス帝国 繁華街 アイス屋
店員「ありがとうございました。」
会計をすましたネッシュの財布はかなり寂しくなっていた。
ミラ「ネッシュさん財布の中身は大丈夫ですか?このお金は必ず返します。」
ネッシュ「いえいえ、大丈夫ですよ。(今回は洒落にならないかな・・・)」
ジュディ「ありがとうございます、ネッシュさん。」
ジュディは満面の笑みでネッシュにお礼を述べた。
ネッシュ「どういたしまして。ところでミラ君、僕への話って何ですか?」
ミラ「次の作戦の事なんですが、ネッシュさんはジュディに同行して出撃して下さい。」
ネッシュ「そうですか・・・ジュディはゴッデスに乗せますか?」
ミラ「いえ、僕だけ乗る事になっています。」
ジュディ「え~また、ミラだけ特別扱いなの?」
ミラ「お前にはまだ早いってことだよ。」
ネッシュ「そうですね。ミラの言う通りですよ、だから頑張って実戦経験を積むしかないですよ。」
ジュディ「う~、分かりました。頑張りましょうねネッシュさん。」
ネッシュ「はい。」
ミラ「では、僕はこの辺で。」
ネッシュ「あれ、もう帰るんですか?」
その言葉にミラは頷くと置いてあったジュディの荷物を持っていった。
ミラ「それじゃこれは全部持って帰ってときます。」
ミラはそう言うと店を出ていった。
ジュディ「さあ、私達も行きましょう。ネッシュさん。」
ジュディは立ち上がりネッシュを無理矢理連れていった。
ネッシュ「待って下さいジュディ、あのアイスまだほとんど残ってますよ。」
ネッシュが指さした先には大量に残っているネッシュのアイスの皿があった。
ジュディ「そんなこと知りません。」
逆にジュディの皿にはアイスが全く残っていなかった。
ネッシュ「ああ、僕のアイスが・・・」
そうしてネッシュは店から連れ出された。
3時間後コロニーNo.4 シャドウミラージュ 隠れ家
ヒロキ「ふう。」
ヒロキは日課のランニングから帰って来てシャワーを浴びていた。
アンリ「あんまり外に出歩かない様に言ってるでしょ。」
部屋からアンリがヒロキに注意した。
少年「姉さん、ヒロキさんも悪気は無いんだし。たかがランニングだよ?」
アンリ「そうゆう油断が思わぬ出来事を招くのよ、まったく。」
アンリはやれやれといった感じで、シャドウミラージュの報告書を見た。
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