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戦艦「ヴァルハラ」
ジーク「これで俺達も正式に軍の仲間入りか。」
ラロウ「そうだな。これでジルシー教官から解放された。と思ったのに。」
ジルシー「残念だったな。私も特別機動部隊に召集されたんでな。」
ユリ「レーナちゃん、私達も今まで以上に頑張らなくちゃ。」
レーナ「そうね。その気合いがいつまで続くか不安だけど。」
ジーク達は2時間前にキリマンジャロからの応援がウェムド基地に到着した事を確認し、特別機動部隊の戦艦「ヴァルハラ」で本隊に合流しようとしていた。
同時刻 コロニーNo.2 シャドウミラージュ隠れ家
ヒロキ「失礼する。」
男「おう。お前がヒロキか噂は聞いてるぜ、ガンダムと互角に渡りあったらしいじゃねぇか。」
ヒロキ「フッ、君には到底及ばないよ、ギアブレド。」
ギアブレド「お世辞はいい。ところで、用は何だ?」
ヒロキ「それは・・・」
ヒロキが用件を伝えようとしたときだった、爆発音がヒロキ達の場所に届いた。それと同時に兵士が部屋に入ってきた。
ザコ兵士「敵襲です、ギアブレド隊長。敵はゴッデス帝国のイクシオです。」
ギアブレド「隊長機は確認できたか?」
ザコ兵士「出来ておりません。」
ギアブレドはヒロキの方を向いて言った。
ギアブレド「少し出るぜ、用件は帰って来てからにしてくれ。」
それだけ言うとギアブレドはジャケットを羽織り部屋を出て行った。
ネッシュ「ジュディ、あなたは敵の攻撃を避ける事だけに集中して下さい。」
ジュディ「またなの?いつもそれじゃつまらないよ。」
ジュディは不服そうにそう呟いた。
ネッシュ「分かりました。攻撃を仕掛けるのも許可します。けど絶対に無茶はしないで下さい。」
ジュディ「了解。」
兵士A「ネッシュ隊長、シャドウミラージュの隠れ家と思われる場所からMSの反応多数。来ます!」
ネッシュ「来ましたか。各機散開して下さい。戦闘の時は必ず2対1の状況を作り出してください。」
ネッシュが命令をだすと同時にMSが現れた。
ゴッデス帝国のMSは全身を黒で統一していた。名前を「イクシオ」という。機体の生産コストはゼムや、マフを遥かに上回っているが、それに余りある機体性能を持っているが、量産しようにもゴッデス帝国の物資ではどうしようもなくMSの数は他の勢力より少ない。近距離、中距離、遠距離とそれぞれパックを変更することが出来る。
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