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ネッシュ「くっ、この感覚!?」
ネッシュは長年のライバルのプレッシャーを感じ取った。
ギアブレド「ああ?ネッシュの奴がいるのか?」
ネッシュ「あれはミラージュガンダム!」
ギアブレドの機体は銀と黒のカラーリングを施した機体だった。
ネッシュ「全機あのガンダムには注意せよ。ジュディ、あなたは後ろに下がっていて下さい。」
ジュディ「なっ、私はまだ戦えるわ。」
ネッシュ「すみませんが、今回は守りきる自信がありません。」
ネッシュの真剣な声に何かを感じ取ったのか、ジュディは大人しく後方に下がった。
ギアブレド「おいネッシュ久し振りじゃねえか。」
ギアブレドがネッシュに通信で呼び掛けた。
ネッシュ「君がここにいるとは思いませんでしたよ。」
ギアブレド「へっ、お前が来るとはな。同じ研究所で作られた仲間同士が戦うとはよ。」
ネッシュ「あなたがどう思っているか知りませんが、少なくとも私はおもっていませんよ。」
言い終わると同時にネッシュはビームライフルを撃った。
ギアブレド「久し振りの再開にしては荒っぽいじゃねえかよっと。」
ギアブレドはミラージュガンダムのビームサーベルを抜くとそのまま切りつけた。ネッシュ「ぐっ、何だこれは?ビームの出力が尋常じゃない?」
ギアブレド「その程度じゃあ俺の攻撃は止められねぇな。」
ミラージュガンダムが使っているビームサーベルはネッシュの乗っているイクシオのビームサーベルの大きさを超えていた。
ネッシュ「お前だけは絶対に許さん!」
ネッシュはもう一本のビームサーベルをミラージュガンダムに投げつけた。
ギアブレド「ちっ。」
ギアブレドがそれを回避する為に動いた。そして、その一瞬の隙を見逃さずネッシュは持っていたビームサーベルでミラージュガンダムに斬りかかった。
ギアブレド「動きは悪くねぇが・・・あの時より殺気が伝わって来ねぇな。面倒だ他の奴らも一気に終わらせてやる!狩り尽くせ「アルテミス」!」
ギアブレドがオーパーツを発動すると、ミラージュガンダムのビームサーベルが通常時の10倍の大きさになっていた。
ネッシュ「ジュディ、速くこの場を離れて下さい!!」
ネッシュはジュディに向かって叫んだ。
ジュディ「ネッシュは!?」
ネッシュ「僕も後で行きますから。速く!」
ジュディ「了解。」
ジュディは全速でコロニーから出て行った。
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