6話 動きだすゴッデス帝国

5/5
前へ
/82ページ
次へ
ヒロキ「ああ、用件は伝えたんでな。長居するつもりもなかった。」 ギアブレド「そういや、一緒に連れてきたガキはどうした?」 ヒロキ「街の方で遊んでいるだろう。あの子のパイロットセンスはとても良い。」 ギアブレド「勿体ねえな。そこまでのセンスがあると分かったていたなら何で育てねえ?」 ヒロキ「あの子には戦争に参加してほしくないのだよ。」 ギアブレド「戦うことしか出来ない俺にはわかんねえな。」 ヒロキ「まあその内分かる時が来るさ。」 それだけ言いヒロキは部屋を後にした。 戦艦「ヴァルハラ」 艦内に警報が鳴り響いた。 ザコ兵士「ジルシー少尉、敵襲です。ゴッデス帝国のイクシオが10機、さらに識別不能の機体が1機です。」 ジルシー「分かった。ジーク、ラロウ行けるか?」 ジーク「大丈夫です。」 ラロウ「俺も、っていうかジルシー教官はいつの間に少尉になったんですか!?」 ジルシー「む、私はウェムド基地に居たときから少尉だったぞ。」 ユリ「全く知らなかった。」 ジーク・レーナ「知らなかったのかよ(の?)」 ジークとレーナは声を合わせて言った。 ユリ「ジークにレーナちゃんは知ってたの?」 ジーク「当たり前だ。」 ジークはやれやれといった感じで返答する。 ジルシー「無駄話はそこまでだ。行くぞ!」 ユリ「あの、私達は・・・?」 ジルシー「お前たちは待機しておけ。」 ジルシーはそう言うと格納庫に向かった。 ブレードゴッデス コックピット内 ミラ「各機2機ずつで1機にあたれ。2対1なら確実に撃墜できる。」 ザコ兵士「了解しました。」 ミラ「さて、見せてもらうか連邦の新型の性能とやらを。」 戦艦「ヴァルハラ」 オペレーター「ラロウ機、出撃可能です。」 ラロウ「オーケイ、ラロウ機出るぜ。」 ラロウのゼムが出撃していった。 ジルシー「ジーク、あまりテンペスタの力は使うなよ。まだ、体の慣れていないお前にはきついだろうからな。」 ジーク「分かりました。出来るだけ使いませんよ。」 オペレーター「ジルシー機、出撃可能です。」 ジルシー「ジルシー・ルヴェス出るぞ!」 ジーク「あまり使うなとはいったけど、相手があの赤いのだったら・・・」 オペレーター「ジーク機、出撃可能です。」 ジーク「ジーク、テンペスタ行きます!」 6話 完
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加