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野外訓練場
大きな轟音と共に、MS「ゼロ」の発展型、「ゼム」が撃墜された。
ラロウ「容赦ねぇなぁ、スレイブ教官。俺の時なんかフルパワーで地面に叩きつけられたぜ。」
ジーク「そりゃ、お前の避けかたが下手くそだからだよ。あの人の動きよく見れば避けれる動きしかしてないぞ。」
ラロウ「いーや、ここのトップのお前でも勝てないと思うぜ。」
スレイブ「次、ジーク・レイヴン来い!」
ジーク「はい。」
スレイブ「お前が今年のトップか…どれほどのものか見せてもらおう。」
ジーク「了解。」
ジークはブースターを思いっきし吹かせた。
ジーク(オーパーツは自分の好きなものを使えるのか、なら!)
ゼムのビームサーベルを投げつけた。
スレイブ「どこを狙っているそれじゃ当たらんぞ。」
スレイブの機体は軽々とビームサーベルを避けた。しかし、ビームサーベルの軌道はスレイブの機体を追ってきた。
スレイブ「なるほど、アダマートシステムのオーパーツか。だが!」
スレイブはビームライフルを持ちビームサーベルを撃ち落とした。しかし、ビームサーベルから大量のスモークが出てきた。
ジーク「さすが、スレイブ教官だ。上手く撃ち落としてくれた。」
スレイブ「なかなかやるなしかし、私のオーパーツの能力を知っているか!」
そう言うと、スレイブのゼムのコックピットが索敵をすぐさま行い始めた。
ジーク「そのオーパーツの能力はあらゆる攻撃パターンを精密予測が出来る、けどそれが命取りだ」
スレイブ「そこか!」
スレイブは攻撃パターンから逆算しジーク機を捉え、ビームを撃った、しかし…
スレイブ「何だこれは!?」
スレイブ機のコックピット内では、何千もの機体からによる攻撃パターンが表示された。
驚いたのも束の間、後ろからの衝撃でのスレイブ機は大きくバランスを崩した。
スレイブ「くっ!」
ジーク「もらったぁ!」
ジークはキックした勢いをそのままにスレイブ機の左腕を切り落とした。
地上
ラロウ「やりやがったぜ、あいつ!」
ラロウ達のいる場所では物凄い歓喜が起きていた。
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