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「そこまでだジーク。」
ジーク機のコックピット内にジルシーの声が聞こえた。
ジーク「了解。」
ラロウ「スゲーなお前、どうやったんだよ?」
ジーク「あのスモークの中にシワルド粒子を仕込んでたんだ。それでスレイブ教官のオーパーツに異常を起こさせた。」
ラロウ「シワルド粒子って、確か通信や索敵装置を狂わせる粒子だろ?けど造るには相当の知識がいるってジルシー教官が言ってたぜ。」
ジーク「ああ、そんな事か。それなら、技術開発部で勉強してたんだよ。」
ラロウ「全くお前の頭脳には本当に感心するよ。技術開発部でも造れる奴は数えるくらいしかいねーのに。」
そんなラロウの呟きが後ろから聞こえてきた。
仲間の元に戻ると、「すげーな」とか「さすがだな」とか言われた。
ジルシー「ジーク・レイヴン後で話がある着替えてから来い。」
ジルシー教官の突然の呼び出しに俺は驚きつつも頷いた。
1話 完
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