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ジーク「俺を特別機動部隊にですって!?」
ジルシー「お前なら実戦でも十分な働きが出来るだろう。」
ジーク「俺以外には誰か選ばれていないんですか?」
ジルシー「ラロウも候補には選ばれてはいるがまだどうなるか分からない。」
「まぁ、余計な事は考えず今日はゆっくり休め」と、ジルシー教官から言われ俺は部屋を後にした。
ジークの部屋
ジーク「(俺も遂にここまで来たんだ絶対にエースパイロットになってやる。あの人に追い付くんだ。)」
ジーク「(そういえばラロウも特別機動部隊に選ばれていたな、ちょっと電話でもかけるか。)」
野外訓練場
スレイブ「ラロウ、お前の今日の模擬戦での動きは中々良かった。が、やはり少々動き無駄がある。」
ラロウ「それで、再審査ってことですか。」
スレイブ「よく分かったな。」
ラロウ「まぁ、軍に入隊する前日の夜にわざわざスレイブ教官が呼び出すわけないですしね。で、俺の入る部隊はどこですか?」
スレイブ「お前のそのカンの良さだけは参るよ。お前には特別機動部隊に入ってもらいたいのだが・・・」
ラロウ「マジっすか!で、俺以外には誰が入ってるんですか?まぁ、ジークぐらいでしょうね。」
スレイブ「お前の言う通りだ。さて、そろそろ審査をしたいんだが。」
ラロウ「了解です。オーパーツは使わなくてもいいですよね?使いたくないんで。」
スレイブ「ほぅ、大した自信だな、構わないが。」
ラロウ「ありがとうございます。俺の実力を見せてやりますよ。」
そう言うとラロウはゼムに乗り込んだ。
スレイブ「では、行くぞ。」
それから、スレイブのゼムがビームライフルを連射してきた。しかし、ラロウもそれを上手くかわしていく。
ラロウ「懐にさえ入り込めば、俺の距離だ。」
しかし、ラロウが近距離戦を挑もうとしても、スレイブはビームライフルで牽制してくる。
ラロウ「チッ、こうなりゃやってやるぜ。」
そう言うとラロウは一気にスピードを上げた。
スレイブ「肉を斬らせて骨を断つ、といったところかだが・・・」
スレイブはラロウの動きをオーパーツによって予測を始めた。
ラロウ「ま、そうなるよな。」
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