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ラロウ「ところで敵はどこの機体ですか。」
スレイブ「恐らくシャドウミラージュだろうな。」
ラロウ「なっ!シャドウミラージュですか!」
ラロウの顔は怒りにみちあふれていた。ラロウは過去にシャドウミラージュに、妹を殺されていた。
ラロウ「すぐに出ます!」
そう言いラロウは直ぐ様格納庫の自分の機体に乗った。
スレイブ「ジーク、ラロウの奴を上手くフォローしてやってくれ。」
ジーク「了解。」
ジルシー「マーク、ラロウ聞こえているか?もう少し敵を惹き付けろ。スレイブが気を引いている。」
ジーク「はい。」
ジークはしっかりと目標をロックオンした。
ジーク「ラロウ、先頭の奴だけカラーリングが違う。気を抜くなよ。」
ラロウ「分かった。」
ジルシー「今だ。撃て!」
ジルシー教官の合図を聞き俺とラロウは敵の機体に向かって一斉射撃をした。
ヒロキ「む、これは!?」
ヒロキはいち早く気付き攻撃をかわした。
ジーク「あの先頭の奴、間違いない。エースパイロットだ。」
ヒロキ「そこか!」
ヒロキの機体はシャドウミラージュの量産機体、マフを改良した機体、マフ改だった。さらに、ヒロキ専用に改良されている。
マーク「ちぃっ!」
ビームライフルのビームを間一髪でかわす。
ジルシー「大丈夫か?」
ヒロキ「人の心配をしている暇か?」
ヒロキは一瞬で間合いを詰めジルシーの機体にビームサーベルを降り下ろした。
ジーク「危ない!」
ジークのゼムがジルシーのゼムを庇い斬られた。
ジーク「うぁぁぁぁぁ!」
ジルシー「赤い機体。貴様、生きて返さん!」
地上 ジーク墜落地点
ジーク「くそっ、故障か。」
ジークのゼムは完全に後ろのブースターをやられ、スラスターは故障していた。
ジーク「まだ、機体は動く。何とか基地に戻れば。」
ラロウ「うぉぉ!神速(カンムル)!」
ラロウのオーパーツが繰り出す高速の斬撃が2体のマフを切り裂いた。
ラロウ「ハァハァ、まだ敵がいるのか。」
スレイブ「これでは数で押しきられる。」
ヒロキ「ほぉ、このパイロット中々やる。」
ヒロキ「だが、少々動きに無駄があるな。」
ジルシーのビームサーベルがヒロキの機体を捉えたかと思った矢先、ヒロキの機体が黒く光りはじめた。
ヒロキ「久々に本気を出すとしよう。オーパーツ「ナイトメア・ナルヴォス」!」
2話 終
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