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｢ほえ～。本当に冷たくて甘くておいし～！｣
そう言って初アイスクリームを嬉しそうに食べる小雪。
みけちゃんの方を向いて見ると戸惑った様子でずっとアイスクリームを見つめ続けていた。
さっきまでの勇ましいみけちゃんとは正反対でおどおどしていた。
｢あ…あの、みけちゃん？大丈夫だよ、アイスクリームは襲ってきたりしないから。あっそうだ、僕のアイス食べる？｣
僕はアイスをスプーンですくってみけちゃんの口元に差し出した。
するとみけちゃんは恐る恐るアイスクリームを口の中にいれた。
｢あ、…冷たくて甘い…。｣
｢よかった！やっぱりアイスクリームって美味しいよね｣
｢この…感じが…、おい…しい…。｣
そう言ってみけちゃんは嬉しそうに笑顔を見せてくれた。
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