プロローグ

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「あっ、ニャッ!?」 「えっ!?ちょっ、ぐはっ…」 小雪は、よく何も無い所でころぶ。今回もそんな感じで、まだ朝食を食べている僕の方に向かって、ダイブを決めてきた。 その拍子に、小雪が手に持っていた新聞紙は、宙を舞い、中に挟まっていた広告が床一面にぶちまかれた。 「くっ…、小雪っ…、大丈夫だったか?」 「ニャ、ニャふー…」 「大丈夫そうだな。よかった。」 小雪は僕の上に抱き着く様にして倒れた。
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