赤い奴のスペックは、三倍の法則

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という訳で三人で近くにあったベンチに座った。 「いろいろ種類があるけど好きなの選んでいいよ。」 僕は、アイスクリームの入った箱を開けた。 「ほえ~。すごい綺麗だね~。色んな色があってお花畑みたい。」 小雪はアイスクリームの入った箱を嬉しそうに覗いている。 「みけちゃんも好きなの選んでくれていいよ。」 そう言うと、みけちゃんも嬉しそうにアイスクリームの入った箱を覗きだした。 「それじゃ、小雪はこれにする~!」 赤色と白色が混ざり合った、いちごとバニラのアイスクリームを小雪は取り出した。 「私は…これ…。」 茶色と白色が混ざり合った、チョコとバニラのアイスクリームをみけちゃんは取り出した。 僕は、緑一色で統一された抹茶のアイスクリームを取り出した。
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