赤い奴のスペックは、三倍の法則

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(みけちゃんか…、何だか不思議な子だったな。) 「よし、みけちゃんも帰った事だし、そろそろ家に帰って晩飯にするか、小雪。」 「うん! お兄ちゃん、あのね、小雪、今日はすっごく楽しかった。また一緒に来ようね。 今度は…小雪…アイス…もっと…もっと……たく…さん……たべ…るん…だも……ん…。」 そう言い終わると小雪は寝てしまった。 「小雪、今日は相当疲れたんだろうな。 朝からテンション上がりまくりだったし、今日一日いろいろあったし、まあ小雪が、楽しかったんだからよかったな。」 僕は小雪をおんぶして、商店街の中を家のある方に向かって歩き出した。
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