途切れない気持ち
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高校3年の春。 冬が終わりに近づく中、俺たちはとうとう卒業を迎えてしまった。 広い敷地の氷帝にこだまする仰げば尊し。 そうか………もう俺はあいつらには会えねぇのかと、改めて思ってしまう。 “いざさらば” 最後のフレーズを歌い終わり、全員席を立つ。 拍手が飛びかう中、生徒会長の俺を筆頭に体育館を出ていった。
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