一葉

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………ゴッ!! ………………。 1人の生徒が、ジップに魔術を当てた。 「あぁすまないね。ジップくん。僕としたことが、標的を定め達がえたようだ。」 《ちょっと!》 そこへ、委員長のトルテ、この物語のヒロイン登場。 『いいよ、トルテ。なんてコトないっての。』 (無傷…) ジップは、岩の塊を当てられたにも関わらず無傷だった。 「魔力無しの癖に、防御力は相変わらずだな。流石は異端児と言った所か…。」 《こんの…💢》 『あ゛ーもー💦いいってば。面倒っちい。』 「トルテ、ジップ。ぉ前達の番だ。」 そこへ、教師がトルテとジップの名を呼んだ。2人の番が来たのだ。 「委員長。コイツをかばうのは勝手だが、気をつけるんだな。油断すると“奪われる”ぞ。」 行き際に、言い合っていた生徒が言った。 『?』 ジップには、言っていることがわからなかった。 「では、先の説明通り…始めっ!」 教師が、開始の合図を言った。
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