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【大気を流動せし汝風の主。我が意に応え、その刃にて伏せん。】
※ウィンディ!!※
パァン!!!!!
トルテが呪文を唱え、魔術を繰り出した。
「この威力…発音・発動速度、ともに素晴らしい。トルテ・フロマージュ。満点合格」
トルテは、試験を満点合格した。
《あれ?ジップ?》
ジップの姿が見当たらない。
……………
ジップは、的の側にいた。
…マサカリを持って…
ゴッッッ!!
『岩割りゃ合格だって…』
「言っとらん。マサカリを使うな、マサカリを。」
と言い、ジップは試験官を勤める教師に叱られた。
『マサカリじゃネェですよ。コイツは俺の右ウデと呼ぶべき、一心同体の…』
言い切る前に、教師に言葉を遮られた。
「黙れ。ってか、魔術学校ナメんな。」
と。そして、突き放す様に戻る事を、教師はジップに言い渡した。…何かのスタンプをジップの顔の押して…。
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