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会社に着いて仕事をするふりをしていると、アナスイが話しかけてきた。
「益荒男…俺今日はもうあがるよ。」
「え?なんでそんなにタラコ唇なの?」
「実は…最近全然眠れないんだ。
もう2日も寝てないんだぜ?
…もう限界だよお。」
「ふーん。頭平気か?
無理しないで帰って寝ろよ。」
「ああ…。すまないな…。」
アナスイは帰った。
昼休みになり、なんとなく屋上にいくとよし子さんがいた。
「…益荒男さん…。」
「よし子さん!どうしたの!?
なんか顔色悪いしなんでパジャマなの!?」
「…益荒男さん、話があるの。」
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