第一章 MASURAO

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会社に着いて仕事をするふりをしていると、アナスイが話しかけてきた。 「益荒男…俺今日はもうあがるよ。」 「え?なんでそんなにタラコ唇なの?」 「実は…最近全然眠れないんだ。 もう2日も寝てないんだぜ? …もう限界だよお。」 「ふーん。頭平気か? 無理しないで帰って寝ろよ。」 「ああ…。すまないな…。」 アナスイは帰った。 昼休みになり、なんとなく屋上にいくとよし子さんがいた。 「…益荒男さん…。」 「よし子さん!どうしたの!? なんか顔色悪いしなんでパジャマなの!?」 「…益荒男さん、話があるの。」
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