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「わぁ、いい天気~」
ガラス窓を開けると冬の冷たい風が部屋に入ってくる
外は快晴で曇ひとつない
今日の仕事も
頑張れそうだなぁっ
「んん"~…」
こんないい日に
なかなか布団から
出てこない僕の恋人
「もぉー、
ユチいい加減に起きてよー」
僕の恋人は朝が苦手
毎日起こしに来なきゃ
起きてくれないの、
「なんでだよー…っ」
迷惑そうに答えるユチ
布団にくるまるなんて
ずるいよね~…
「もうユチっ!!
仕事遅れるよっ」
こうなったら
引っ張ってでも起こさなきゃ
布団をはぎ取って
ユチの腕を掴んだ
「やめてよヒョンー…っ
しかも今日オフだよ…」
「えっ…?」
ユチが手を引っ込めて
再び布団に潜る
「だからぁ~…
今日は仕事休みだってー…
昨日ユンヒョンが言ってた…」
え、え、僕聞いてないし!
「ちょっと待ってよ~っ
せっかく着替えたのにー…
メイクだって
頑張ってしたのに…」
ユンひどいよー…
「あらら、ドンマイだねー…」
ユチが眠そうに答える
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