第一章

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「ああっすいません!いきなりだとびっくりしますよね…私、雪(ユキ)と申します」 雪は三つ指を床につけ、丁寧にお辞儀をした 春「は…はい…。あ…私は春香です。で、ここはどこですか?」 春香は軽く自分の名前を言ったあと、率直に思っている事を聞いてみた。すると 雪「ここは茶屋です。春香さんはこの茶屋の前に倒れていたんですよ。だからここに連れてきました…迷惑だったでしょうか?」 と答えたあと、雪はしゅんとして下を向いたため 春「いえ!そんな事ないです!助けてくださるなんて有難い!とても感謝しております!ハイ!」 と春香は物凄い勢いで取り繕えてしまった
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