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「あの、違ったらすいません……春香さん?」
春香はこの時代に知り合いは一人もいないはずなのに、春香の名前を知っている
原田は目を見開いて口を開けていた
春「雪……さん?」
記憶が曖昧なのか、春香は遠慮がちに言う
原田はますます混乱した
雪「やっぱり!お久しぶりです」
丁寧にお辞儀をする雪に
春「本当ですね!あの時はありがとうございました」
と立ち上がって深々と礼をする春香
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