第四章

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その後原田は一瞬だけチラッと外を見た そして急に立ち上がり、お金と思われるものをお雪に手渡してから 左「あたりめえだろ。春香、そろそろ買い出し行かねえとな。じゃあお雪さん、また来るぜ」 と言い先に出ていった 雪「はい、いつでもどうぞっ」 とお雪は答えるものの、聞こえていなかっただろう それに気付いた春香は先ほどのお雪の声よりも大きく 春「さようならお雪さん!」 と言って茶屋を後にした   
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