第一章

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春「とりあえず歩こう…」 と意を決して歩き始めるものの周りは相変わらず土と小屋ばかり 通り過ぎる人もたまにちらほらいるが、みんな着物を着ていて春香を変な目で見ていく 春「なんでみんな着物なんだろう…なんかの祭りでもあってるのかなあ」 だんだん不安が増していき少し涙目になっていると、にやにやしたこれまた着物の男が春香に声をかけた 「なあ…お前、どうしたんだ?」 春「あっ!すいません…ここはどこなのでしょうか?」 「いい歳したお嬢ちゃんが迷子かい?俺が案内してやるよ」 なんだか身の危険を感じた春香は 春「いや…いいです」 と断って立ち去ろうとしたがその男は春香の腕を掴み、強引に連れていこうとした
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