651人が本棚に入れています
本棚に追加
春「とりあえず歩こう…」
と意を決して歩き始めるものの周りは相変わらず土と小屋ばかり
通り過ぎる人もたまにちらほらいるが、みんな着物を着ていて春香を変な目で見ていく
春「なんでみんな着物なんだろう…なんかの祭りでもあってるのかなあ」
だんだん不安が増していき少し涙目になっていると、にやにやしたこれまた着物の男が春香に声をかけた
「なあ…お前、どうしたんだ?」
春「あっ!すいません…ここはどこなのでしょうか?」
「いい歳したお嬢ちゃんが迷子かい?俺が案内してやるよ」
なんだか身の危険を感じた春香は
春「いや…いいです」
と断って立ち去ろうとしたがその男は春香の腕を掴み、強引に連れていこうとした
最初のコメントを投稿しよう!