第一章

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男は一瞬驚いたような表情をしたが、すぐに戻った 「なんだてめえは!邪魔すんじゃねえよっ!」 「あー…私に向かってそんな口の聞き方、死にたいって言ってるようなものですよ?」 にっこりと笑った、助けてくれた男は一瞬のうちに春香の前から消えた 「…っ!?どこいきやがった!」 「ここですよ」 いつの間にか後ろに回ったその男がそう言い放った瞬間 春香を襲おうとした男はあっという間に倒れた 春「えっ…死んだ…?」 「大丈夫、峰打ちですよ」 男はまたにっこりと笑い 「あ、申し遅れました。私は沖田総司(オキタソウジ)と申します」 と自己紹介した
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