第一章

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────── 歳「…で?お前は“へいせい”って時代から来たってか?」 春「はい…」 歳「今よりの147年先の?」 春「はい……」 歳「つまり未来から来た、と」 春「はいっ!」 歳「ふざけんじゃねえ!」 春香は土方に自分がここに来た経由を正直に話した。だが、当たり前のようになかなか信じてくれないのだ 歳「大体んな話あるわけねえだろうが。嘘ならもっと上手い嘘をつくんだな」 春「いや…本当ですって…」 歳「…お前、斬られたいのか?」 春「滅相もない!だから本当だっつの!」 歳「だから有り得ねえ!」 そんなやりとりを続けていると、誰かが屯所に入ってきた
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