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春「もー!ちゃんと起こ「したわよ!それでも起きなかったのはアナタでしょうが!」」
母の鋭いツッコミに春香は
春「…ハイ」
と頷くしかなかった
母「…なによ…それに、今日は春菜の命日でもあるのよ。そんな日に遅刻なんてしないでちょうだい」
…──そう
今日は春菜…あたしの双子の妹…の命日だ
春菜は昔、7歳の時に家の近くにある鶴橋神社の階段から転落死してしまった
生きていれば、あたしと同じ16歳で同じ学校に通っていたはずだったのに
春「…わかってるよ。それじゃあ行ってきます」
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