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ｻﾞｼｭｯ
「ふぅ… 任務完了だな…」
森の中で一人の青年が空を見上げる。
空を見上げていて気づかないのか、後ろから熊のような魔物が近づいていた。
しかし、
「甘いんだよ。“レイ”」
青年は魔物に指だけ向ける。
すると、光の光線が熊の胸を貫き、血を出して倒れる。
「また仕事が増えた… “アン・サン”」
青年は魔物に手を翳す。
青年の手から、金色の光が放たれ、魔物は光の粒子になって消える。
光の粒子が消えるまで見届けると、青年はﾎﾞｿｯと何かを言うと、光のように消えた。
～～ギルドマスター室
「禁煙なんて無理だな…」
椅子に座りながら、最高峰ギルド『エンジェルドロップ』のマスター、恵介＝ハイブリッジは呟く。
ﾌｰと煙を口から吐くと、部屋のドアがノックされる。
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