―悪癖―

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萩原は意地の悪い顔をした。 「阪井先輩…、敵の言葉を信用しすぎだぜ? 麻雀やる人間なら人を疑わなきゃな…。それが敵であるなら尚更に…。」 阪井は卓の下で自分のスカートの裾をギュッと握りしめた。 (こっ…! このガキィ…ッ! ナメたマネを…!) これで山崎46800、阪井30600となった。
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