―悪癖―

35/43
前へ
/807ページ
次へ
(…タンヤオ、三色、ドラ3…。四索切りで跳満の手になるけど…。) 阪井は山崎の河を見た。 萬子、筒子のあふれた河―。 (山崎は索子の染め手の臭い…。もう12巡目だし、ホンイツを張ってる可能性はある…。キツイかしら…。) その時、彼女の頭に萩原の笑い声と言葉が木霊した。 『人を疑わなきゃな』という言葉が。
/807ページ

最初のコメントを投稿しよう!

996人が本棚に入れています
本棚に追加