―悪癖―

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萩原の目つきが鋭くなった。 「…だが直接、俺とやる時はそれだけじゃ済まない…。キツく掴んだら、そのまま引きずり出す…! 次は立ち直らせはしない…! 完全に…、完璧に仕留める…! あなたの心の奥底を…!」 すると、彼は立ち上がり、微笑んだ。 「その覚悟、準備が出来たら、いつでも声をかけて下さい。相手になりますから。阪井先輩…?」 そして、彼は休憩所をあとにし、雀荘からも出ていった。
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