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H: い、痛いっ
ハードリン暴れないで
狭い部屋(筆箱)で3人、いや3本が静かに眠るペン達をよそに騒いでいる。
B: こいつらよく
起きねえよな。
( こんなうるせー奴が
近くに居るのに、笑)
ま、背が縮んだくらい
気にすんなよ。
HB: 俺のプライドが
許さねえ!
一発殴らせ…
…ん、?
ぴったりと背にくっついてくる感触にハードが振り向く。しかし暗くてよく見えない。
?: あら、ハード。
背縮んだ?
この間まで20センチ
だったのに、
今…1…18かしら?
お定(お嬢)だ!ハードとは幼なじみ。ハードはいつも見下ろされ、くっつく度に芯長←を測られるのだ。
そう。彼女は定規財閥の1人娘、計(K)ちゃんだ。
K: 久しぶりね、ハード。
ブラックにハブも。
私以外の女に
見惚れるから縮むのよ
あんな子供に
いいように使われて!
少し丈夫だからって
調子に乗るからよ、
ばかっ←
.
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