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こー……こけこっ!!
朝日に似合う鶯谷鶏の声。
私の朝は毎日こうして始まる。
ゆっくりと伸びをして、支度を整えて部屋を出るときに時間を見ると……うん。もう一度見て……。
定時があるわけじゃないけれど、どうみても遅刻です。本当にありがとうございました。
扉をバタンと閉めて、魔王城の一番上の部屋から飛び出す。
一段飛ばしで降りる途中に空き部屋を通り越して、みんながいる城の一階と思われる場所に駆け込んだ。
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