始まって

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「おはようございます」 「あら、おはよう」 調魔のサツキが、パンを焼きながら私に挨拶を返してくれる。 「お、おはよう……ございます」 圧魔のリンカさんが、手を鍋に添えて圧力を過剰にかけて煮込みスープを作っている。 変わらない、いつもの光景。 「おはようございますっす」 「おはよ~」 「おはようございます」 「おっす」 4人の女性が眠そうに入ってきた。 将軍で率魔のリーノ、癒魔のサティナ、優魔のイェニーさん、情報屋で人間のエミィ。 いつも一緒にここでぐだぐだしている仲間だった。
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