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「薮、ちゃんと聞こえたよ 好きだ って…………… だから返事しにきた。 俺も薮が好きだよ♪」 ニコッと笑った光 「薮は手放さないって決めてたけど…この事も言わないって…決めてたけど ずっとずっと薮が頭にいて、 困らせてるって、俺がいるから伊野ちゃんと付き合えないって グズッう… 思ってて 薮を抱き締めたくなっても突き放すしかなくて、、…佳奈と一緒にいてもッ一緒にいても頭はにはいつもや、や薮がいて 突き放すことなんて やっぱり無理だったんだよ 薮、会いたかった 会いたかったよッッグズッ 好きだ、好きだ、 大好きだよお………薮中毒ってくらい俺は薮しか愛せないよ やぶ、やぶ」 「……ひかる」 始めてみたこんな光の顔 膝と手を地面につけて涙を流すこんな苦しそうな光 始めてみたよ…… あんな明るく話してたのは苦しさを紛らわすため? 「やぶ、やぶ大好きだよッグズッ」 嗚咽を繰り返し、俺の名前を何度も呼ぶ光を優しく抱き締めた。 「光、俺だって、俺だって好きだよ? 光は俺が嫌いなのかと思ってた バカッ光のバカ バカバカバカ、バカだよ」 「……グズッ バカな位ずっと薮を想ってた」 「ねぇ、 もう遅いかもしれないけど 俺は永遠に、未来も光と 居たいよ。永遠に未来も俺が泣いてるときは そばにいてくれますか? 好きって言ってくれる?」 ギュッ 「うん、当たり前 もう離してやんないからずっとずっと側にいて薮が泣いてたらいつだって俺がいるから。宏太愛してる」 「「大好きだよ」」 俺達は思い出の場所から見えるこの星空に永遠の愛を誓う 何があっても 手放さないと。 永遠未来も君と。。 FIN..
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