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ある草原に真っ直ぐに伸びる道がありました。
狭く山の向こうまで伸びています。
そこに2人の男が歩いていました。
1人の男は片腕に大きなガラス板を持ち、もう1人はタンスの引き出しを抱えています。
2人はこれまで互いに助け合って生きていました。
山の中に入ると道はさらに狭くなり、一歩足を踏み違えば滑って落ちてしまいます。
さすがに2人は互いに助ける事を忘れ自分の事に必死です。
そのうち、大きな樹が道を跨いで立っていました。
2人は通れずに困っていました。
引き返そうとしました。
ですが2人は気づきました。
(ガラス板、タンスの引き出し邪魔じゃね?)
そして2人は邪魔なものをほかり、木をよけて再び歩き始めました。
道はまだまだ伸びていきます。
2人はまた互いに助け合って生きていくでしょう。
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