第一部『原石エース』

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高嶺は頭が良い方では無い 学校全体でも、下の上あたりに位置する だから、入試で入れる学校は限られていた ある日の昼休み 給食後に仲間達とくつろぎながら、談笑していた時 ――ピンポンパンポーン 不意に校内放送が流れた 『三年A組 高嶺啓太 三年A組 高嶺啓太 至急職員室まで来る様に』 突然呼ばれた自分の名前に、きょとんとした表情を浮かべる 仲間1「おいおい なんかやらかしたか?」 高嶺「いやいやι 何もしてねーよ…多分」 仲間2「とにかく行って来いよ んで叱られて来い」 高嶺「説教確定か!?」 この大切な時期に職員室に呼び出しを食らった珍しさからか、高嶺はたくさんの視線を浴びながら職員室へと向かった
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