ガラスの扉 Ⅰ

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時間は十分!余裕余裕🎵 歩いて、彼 遠野克也 のいる職場に向かった。 「んあ!自転車まだある。いるね」 克也の自転車を確認して、中で待つことに。 すると、 「あっ!?ごめん杏朱!遠野今日早く上がったんだ!」 克也の同級生、織先輩が教えてくれた。 「はーーーあ!?…あんのヤロォ…」 女の子とは思えない言葉を良く言う。母子家庭弟もちだから、たまに兄貴面がでる。 (さっき出たばっかよね…) だが相手はチャリだ。走らなければ間に合わない! (車確認よし!今来てない!) どこでまちがえたんだろう。 大型の工事トラックが、急に飛び出した。 ガッシャアアアアーーーン! すごい音がして、私の意識が無くなった。 いや。正確に言うと、 『亡くなった』 そして、ここから、 『始まった』
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