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衝撃のショックで目を開けると、白い光で満ちた空間にいた。
『何…ここ…』
すると、どこからともなく声が聞こえた。
(お前に1週間時間を与える。その間に真実を見つけ出せ…)
聞こえなくなると同時に、物凄い量の扉が螺旋状に現われた。
(扉は250兆ある。…1週間以内に真実が見つからなければ、お前は『消える』)
扉は、克也の居るマンション、克也の住む部屋の扉だった。どれも同じで、見分けがつかない。
(お前のその背に翼がある。羽根は扉よりひとつ少ない。羽根がなくなっても終りだ)
声はそう言うと消えてしまった。
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