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しばらく走っていると、大きな建物が見えてきた。
？ 「ここが私たちが暮らしている屯所ですっ！」
優 「は…はい…」
門をくぐり抜けてからも男の人は優希の手首を掴んだまま早足で廊下を歩いてどんどん進んでいった。
しばらく歩いているといきなり男の人は立ち止まって勢いよく襖を開けた。
スパーンっ
？ 「土っ方さーんっっ！！！お願いがあるんですけど♪」
土 「総司っ！お前いっつも開ける前に声かけろって言ってるだろっ！！！怒」
？ 「えへへへ 笑」
しばらく優希は放置されて二人のやり取りを微かに笑いながら見てた。
優 （総司さんってあの男の人のことかなぁ？あの二人仲良しさんだ♪笑）
とのんびり考えている優希であった。
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