真夜中の喫茶店

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「さっき、またストーカーと出会ったの」「なるほど」 雨音のいうストーカーとは一般的なストーカーとは違う 「もしかして戦ったの」 「いいや、少しお話ししただけ。今日は月でてないから魔法には向いてないし」 そう、雪乃雨音は魔法使い。 それもかなりの使い手なので 戦って名を上げたい人や 見習いレベルの魔法使い達からの人気は激しい。 ちなみに一般の社会には魔法の存在は知られていない。 というわけで雨音の話相手で 唯一この話題がでるのは 亮だけなのである。 「戦うのはほどほどにしとけよ。」 「わたしからは戦わないわよ、意味ないし」 「はいはい、」
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