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バスの中で見たおばあちゃんの話の次は、
私が通っている塾のある先生について書きましょう。
いや、妄想しましょう。←
仮にK先生とします。
K先生は、現在大学4年生。
先生が選べる、
というこの塾の中で、結構生徒をたくさん持っている。
また、いじりやすいキャラから、生徒からは何気に人気が高い。(←まぢで。)
しかし、
K先生の心には大きな傷跡があった。
4年前。───
当時高3だった俺は
受験生ではあったが、
友達はそれなりにいるし、
彼女もいるしで、充実した生活を送っていた。
彼女とは、高1から付き合っていた。
高校を卒業して、
二人とも大学に合格できたら、
春から同棲する予定だ。
そのために、受験勉強もしつつ、バイトも頑張った。
こうして、マンションの一部屋を借りることができた。
広くはないけれど、
駅からも近いし、何より新しくて綺麗。
4月からの、彼女との生活が
余計に待ち遠しくなった。
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