天国を目指して
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1990年4月9日。 私の記憶では確か、この日だ。 桜が咲き乱れる河の横に、小さな箱があった。 中には生まれたばかりのシャーペイが3頭。 まだ手の平に乗る程の小ささだった。 彼は姿は不恰好で皺だらけ、 お世辞にも可愛いと言えず その上皮膚病にかかり易い為、 里親が見つからず 親1頭で手一杯だった飼い主に 捨てられたのだ。 彼等はキュウキュウと 可哀相な声を上げ鳴いていた。 彼等はお腹を空かしていたのだ。
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