第1扉
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薫は俺を一睨みすると俺に背を向け昼食を作り始めた。 「あ、スマン・・・だけどな、俺はお前みたいにめちゃくちゃ頭がいい訳ではないんだぞ? 何のとりえもない俺が二部門で上位300人に入れるわけがないだろ?」 すっかり忘れていた。 薫は白木学園で唯一の無能力者。 つまり魔術も使えないし能力も持っていない。 だが何故この学園にいられるのか? それは薫がIQ200以上の天才だからだ。
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