精一杯の私を

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どうやら今回は厄介事ではないらしい。 なら一体どうしたんだ?何か悩み事か? 「日曜日、図書館にいきたい。一緒に来て欲しい。」 図書館…いつもとこか。別にいいぞ。俺は年中暇だからな。あれ、自分で言ってて何か悲しくなってきたぞ。 まぁ、長門から申してきた事を俺が断る理由は毛程もなく、その後時間と場所を決めた後俺は眠りについたのだった。 良かった。彼は快く了承してくれた。思えば涼宮ハルヒがらみで私から彼を誘ったのは初めてかもしれない。いや、初めてだ。彼は不審に思ったかもしれない。でも今、私には彼に伝えたい事がある…だから。 日曜日は…今日朝比奈みくるからもらった雑誌を見て服を選ぼう。私の私服を見て彼は喜んでくれるだr 「お電話は終わりましたか?」 !?喜緑江美里…いつのまに。 「さっきからいたのに気付いてくれなかったのは長門さんですよ。でも日曜日は彼とデートですか、羨ましいですね。」 !…聞かれてた。全身の体温上昇を感知。全く気付かなかった。うかつ。 「今日はいいカレーのスパイスが手に入ったのでお裾分けに来ただけですのでこれで失礼します。あ…それと今度からは心の中の声は口にださないほうがいいですよ。」 !…今日私は何回驚けばいいのだろうか。心臓の悪い人ならとっくに心停止している。
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