椰子なごみと伊達スバル

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PM8:02 永久「・・・・ちっ」 あの後、チンピラどもは退散し、夜の闇に消えていった・・・・が良かったのだが スバル「おい大丈夫か? ナイフで腕切ったろ?」 永久「なんてことないですよ・・・」 スバル「まったく・・・どこの誰かも知らない奴助ける何でどうかと思うぜ?」 まぁその通りだな 永久「汚れ役は慣れてますからね、伊達先輩のような未来ある人がこんなつまらないことで終わるのはもったいない・・・そう思っただけです」 スバル「・・・」 スバル「まぁいい、少し傷見せてみろ」 永久「な~に・・・かすり傷ですって、心配性ですね先輩は」 スバル「あのなぁ・・・まぁ、かすり傷でよかったぜ。」 応急カバンから取り出した包帯が腕に巻かれていく。 正直血のにおいがきついな スバル「これでよしっと・・・どうだ? 動くか?」 腕を軽く動かす。 永久「問題ありません」 スバル「そっか、そりゃよかったぜ。」 ピピピ・・・ピピピ・・・ 永久「っとまずい、バイトの時間に遅れる!! 伊達先輩、ありがとうございました」 本気で間に合わなくなりそうで、返事も聞かないまま、走っていった。 スバル「・・・・」 。
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