1.激燐牙

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「けっ、そんなもんこの俺が何とかしてやらぁ!」 「お待ち下され、犬夜叉さま!!」 「何でい?」 「あの刀は巫女の力を持つものでしか使うことができませぬ。」 「何でだよ?親父が持ってたんだろう。」 「お館様は特別ですじゃ。とりあえずかごめと一緒に美砂さまを連れてきて下され。激燐牙の詳しい話はそれからじゃ。」 それまで黙って聞いていた弥勒が口を開いた。 「犬夜叉。悪いことは言わぬ。美砂さまとやらを連れてきなさい。」 「けっ、しょうがねぇなぁ。行くぜ!かごめ!!」 バッ! タタタタタ―――― 骨喰いの井戸―― バッ!
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