-1章・選ばれし者-

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ザワザワザワ イヴァリースとアダマンド中立に位置する セアーヌ神殿に人々が集まり、大神官アーセラスが人々へ神が残した剣の力について語っていた 大神官アーセラスの背後には、クリスタルに刺さった剣が一本… 大神官アーセラスの警護兵達は銀騎士達で、ランスを垂直に持っていた アーセラス『この神から授かりし、神器・リゼリオンにより世界は救われよう…』 住民や信者達の中に、茶色のフード付きマントを羽織って顔を隠した者が一人いた ?『…』 タッ…タッ…タッ… その者は、住民や信者達をどけながら進んでゆく アーセラス『しかし、このリゼリオンは選ばれし者しか手にすることは許されないとリゼンの石版に記されている』 ?『……』 タッ…タッ…タッ… 住民『?…なんだあいつ』 茶色のフード付きマントの者は段々ちかづいてゆく アーセラス『この剣を操ることが出来る神の使者が現れることを皆で神へ祈るのだ!さすれば天より使者が舞い降りてくるであろう…サームラン…』 すると住民や信者達はサームランと唱え出した タッ…タッ…タッタッタッ… バッ! すると、マントを羽織った者はジャンプした アーセラス『!?』 騎士達はとっさの出来事に驚く シュタッ! マントを羽織った者は剣のすぐ横に着地した アーセラス『貴様!何者ぞ!ナイト達よ!ひっとらえよ!』 騎士達はマントを羽織った者を囲んだ ?『っ…』 マントを羽織った者は、剣を引き抜こうと握った瞬間 周りの風景が一瞬で変わっていった 物凄い光と共に…
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