-1章・選ばれし者-

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メビウス『ふぅ…!…またか』 剣がまた消え去り、道が現れた メビウス『仕方ない…』 タッタッタッ… また走り、次の場へつくとやはり道が壊れ去った メビウス『次はなんだ』 ガガガンッ! すると突然、床の端に手で掴む者がいた 恐ろしく大きい手だった グガァァァア… メビウス『なっ…』 巨大な全身黒のダーカスが現れた メビウス『っ…』 バァンッ! メビウス『!?』 メビウスの背後から地響きがすると、巨大な全身白銀のエンゼリアスがいた メビウス『くっ…』 しかし、絶体絶命かと思いきや様子がおかしかった ガシャガシャ… バッ! ダーカスにエンゼリアスが飛びかかった キャァァアンッ! 物凄い光が一瞬視界を奪う メビウス『くっ…なっ!?』 ガシャ…ガシャ… 目の前には白銀の騎士の鎧を身につけたダーカスがいた 巨大な白銀の剣が床に刺さっていた メビウス『っ……』 少し下がると、ダーカスから声がした クシャラス『我が名はクシャラス…虚無の守護者なり』 メビウス『虚無の守護者?』 クシャラス『光と闇は虚無である無から誕生した…貴様は虚無の神であるアルティマにより選ばれ黄昏を歩む者』 メビウス『黄昏…』 クシャラス『貴様に、黄昏を歩む資格があるか試させて貰おう…』
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