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シュウ「シロン!大丈夫か?」
シロン「俺は……シロンって言うのか?………分からねぇ!俺はどうしてここにいる!?」
シュウ「シ………ロン?」
そこへランシーンが
ランシーン「少しばかり、シロンの記憶をいじらせていただきました……。もとに戻せるのも私だけです……。クックック………、さぁどうしますか?」
シュウ「きったねぇぞ!?そんなことしても俺は絶対おまえの味方になんかならないからな!!」
しかしランシーンは余裕の表情を浮かべていた。
シュウ「何がおかしいんだよ!?」
ランシーン「私の味方になれば、シロンを解放させてやりますよ?交換条件にしてはいいことだとは思いませんか?」
シュウ「いやだ!シロンもいやに決まってる!」
シロン「な……何を言ってるんだ?俺は関係ないだろ?それに、おまえみたいな人間は知らないしな。」
シュウ「シ……ロ…ン?」
その時、シュウの中の何かが壊れた音がした。この機会をランシーンは待っていた。
ランシーン「もし味方になるならば、シロンの記憶も元に戻してあげますよ?」
ランシーンはどこか笑っている気がした。
シュウ「本当か……?」
ランシーン「はい………。」
シュウはその条件を受け入れてしまった。シュウの承諾を受け入れ、ランシーンがシロンの記憶を元に戻した。
シロン「……ここは?」
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