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シロンの記憶が戻ったのと同時にシュウの記憶はなくなっていた。
シロン「おい、風のサーガ!ここはどこなんだよ?」
しかしシュウは反応しない。疑問に思ったシロン。そこへランシーンがやってくる。
シロン「ワル夫!……てめぇ!サーガに何をした!?」
ランシーン「別に……。クックック………。」
シロン「……風のサーガ?こいつに何された?」
その時、シュウから思いがけない言葉が……
シュウ「………おまえ、誰だよ?」
シロン「っ!!サ……サーガ?おまえ、どうしたんだ!?」
シュウ「……サーガ?俺はランシーンのサーガだ!おまえみたいなやつ知らない……。」
シロン「何っ!?」
ランシーン「………成功ですね。クックック………。」
ランシーンが不適に笑う。それを見たシロンはランシーンに近づいて行った。
シロン「て………めぇ!サーガを元に戻せ!」
ランシーン「………できないな。」
シロン「何?なぜだ!?」
ランシーン「サーガはもう二度と記憶が戻ることはないからだ……。」
シロン「そ……そんな!」
ランシーン「事実だ!おまえはサーガを失った。もうおまえに用はない!」
そういうと、ランシーンとシュウはどこかに飛んでいった。シロンは追いかけはしなかった。次の日に秘密基地屋上にみんなを呼んだシロン。
シロン「……みんなに話がある。」
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