第1章

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あんなに嬉しかったのに…。 ブラウニーをあげた次の日、ブラウニーの感想をウキウキと聞きに行った俺に佐藤さんは『マズイ』と一言言った。 それがとてもショックで、その日以来、俺は佐藤さんを避けまくっていた。 毎日、出迎えていたのに、会いに行かなくなったのはもちろん、用事があっても佐藤さんの部下を通して間接的に用事を済ませていた。 佐藤さんもわざわざ俺に会いに来ることはなかった。
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